「端材から天然木シート
ゼロワンプロダクツ 床材表面に採用
低価格化」
ゼロワンプロダクツ(大阪市天王寺区、樋口伸一社長、06・6774・7701)は、端材を再資源化した天然木シート「テナージュ」を表面に用いた床材(写真)を開発した。
基材には大手繊維メーカーとの共同開発により、ウレタンくずを再利用した素材を採用した。
クッション性があるため、老人介護施設の床材などにも向く。
現在、対傷性などの機能テストを行っており、4月ごろの本格販売を目指す。
この天然木シートは、龍谷大学理工学部の大柳満之教授と共同開発した。
天然木の薄板へ人体に無害な樹脂を含浸させた。
木目、手触わりなど木の質感や香りを保ったまま、練り返しの折り曲げや縫製を可能とした。
防水性・抗菌性を持ち、木の種類を変えることで、さまざまな模様にできる。
柔軟性もあり、床材として使った場合、塩化ビニール系シートの代替品として、けが防止が期待できる。
また、ムク材フローリングなどに比べ大幅に安い価格を予定する。
保育所や特養老人ホームなどでは、人体にやさしい天然素材を床材に使うニーズが増えている。
しかし、一般のフローリング材はクッション性に乏しく、コルク材では価格や耐久性に問題があるため、塩ビ系のシートが継続して使われるケースが多かったという。